数々の試練を「学び」に変えてきた、あるオーナーの成長記録

元々は不動産業をメインに事業を展開していました。ただ、不動産業は景気の波に大きく左右されるため、良い時と悪い時の差が激しく、売上が数ヶ月ゼロということも珍しくありませんでした。経営の安定を考え、本業の浮き沈みをカバーできるような、毎月安定した収益が見込める事業を探していたのが正直なところです。

そんな時、ふと買取事業に興味を持ちました。実は私の父が骨董品好きで、どこか馴染みがあったんです。ホームページで「おたからや」のフランチャイズを知り、資料請求したのが最初のきっかけでしたね。不動産事業の都合ですぐに始めることはできませんでしたが、興味はずっと持ち続けていました。それから2年ほど経った頃、本部の方から「その後いかがですか」とお電話をいただき、その熱意が私の背中を押してくれました。他のオーナーさんの成功事例も伺って「これはいい商売になる」と確信し、2018年に加盟を決意しました。

加盟当初は順風満帆とは言えませんでした。最初に構えた店舗では、やみくもにチラシを配布するだけではコストに見合った集客が難しいなど、広告戦略の面で試行錯誤を重ねました。この時の経験から、どのエリアに、どのような方法でお店の魅力を伝えればお客様に響くのか、常に考えるようになりました。

現在のやりがいは、お客様との信頼関係を築き、リピーターの方が増えていくのを実感できることです。特に、初めてご来店されたお客様には心からご満足いただけるよう、一品一品の価値を丁寧にご説明し、ご納得いただける価格の提示を常に心がけています。このお店に来て良かった、と初回のご利用で良い体験をしていただくことが、長く続く信頼関係の第一歩だと考えています。