
以前は飲食業や、個人で物販などを手掛けていました。特に物販事業では、ビジネスの考え方や在り方といった自己啓発的な学びを多く得られたことが、現在の経営の礎になっているかもしれません。自身の会社を立ち上げるにあたり、私の胸にあったのは「たくさんの従業員を抱え、共に成長したい」という想いでした。スタッフ一人ひとりの頑張りが会社の利益に直結し、その成果を給与として正当に還元できる。そんなWin-Winの好循環を生み出せる事業は何かと探し求めた結果、たどり着いたのがこのリユース業界だったのです。
円安を背景に「円」より「モノ」で資産を持つ人が増え、また、少子高齢化によって生前整理や遺品整理の需要が高まるなど、社会の変化がリユース市場を力強く後押ししています。2030年には4兆円規模に達するとも言われるこの巨大な成長市場に、私は大きな可能性を感じました。中でも業界最大手の「おたからや」の圧倒的なブランド力は魅力的で、話を聞きに行ったその場で加盟を即決しました。