「“支払う側”になったからこそ見えた、勝てる構造。」 建設業からの転身。地域密着と海外展開の夢を追う熱き挑戦者

株式会社ベンテンの専務、河村オーナーは元々建設業界で鳶工事、電気工事、空調関係の事業を営んでいました。従業員8名を抱え、順調に経営を続けていましたが、さらなる成長を求め、新たなビジネスチャンスを探っていました。
そんな河村オーナーが着目したのが、「おたからや」のフランチャイズビジネス。
決め手となったのは、意外にも「お金をもらわない仕事」という独自の視点でした。建設業界では、下請けになるほど立場が弱くなり、価格交渉で不利になることが多い。その経験から、「お金を払う側」である買取ビジネスに可能性を感じたのです。
他のフランチャイズには目もくれず、「おたからや」一本に絞った理由は、その知名度と店舗数が業界トップクラスだったことだと語ります。

現在3店舗を運営する河村オーナーは、今年中にさらに3店舗をオープン予定。
採用活動も積極的に行い、拡大に向けた土台づくりを急ピッチで進めています。
「正直、資金繰りはまだまだ課題だらけ。でも、融資や資本政策を組み立てながら、戦略的に拡大していくつもりです。」

そして、河村オーナーの視線は国内市場にとどまらず、すでに海外へと向いています。
「ゆくゆくは海外への店舗展開、そのために、もし海外でのオーナーツアーとかやったら楽しそうですよね」と笑顔で語ります。グローバルな視点を取り入れながら、ビジネスを成長させていきたいと、その瞳は未来への希望に輝いています。

これからフランチャイズ加盟を検討する人に向けては、「今や全国どこも激戦区。ブルーオーシャンなんてない。だからこそ、自分の体をまず入れて、挑戦してみること。それが何より大事。」
買取業界の競争は熾烈を極めます。しかし、河村オーナーが体現するように異業種での経験、顧客との深いコミュニケーション、そして細部へのこだわり。これらを徹底的に追求することで、フランチャイズビジネスでも独自の輝きを放つことができるのです。それは、これから新たな事業に挑む全ての人々にとって、普遍的な成功法則を指し示す、力強い道標となるでしょう。