【オーナー×SVインタビュー】二人三脚で築く信頼のカタチ

スーパーバイザー（SV）とオーナー様の「二人三脚」をテーマに、今回は株式会社AGOTの富樫オーナーと、担当の吉原SVにお話を伺いました。
本業との相乗効果で店舗を成長させ続けるオーナー様と、それを支えるSV。二人の確かな信頼関係の背景にある、それぞれの想いに迫ります。

最初はもう『若いお兄ちゃん』だなと（笑）。でも、若いながらもやはり本部のSVとしての貫禄は感じましたね。仕事に揉まれて、しっかりされている方なんだなという印象は最初からありました。
話してみると私の息子と同じくらいの年頃で、当時、吉原さんにもお子さんが生まれたタイミングだったことも重なって、とても親近感を感じたことを覚えています。

実は、おたからやの集客の要であるチラシなど、専門的なことは私にはさっぱりでして。
だからこそ彼の的確なアドバイスにはいつも助けられています。店舗オープンの際には、お客様の動線を実際に見ながらレイアウトを一緒に考えてくれたり、出店エリアの交通量を踏まえて『こちらの道路沿いから来る人に向けて設置した方が効果的です』と具体的な戦略をくれたり。
私は店舗に常駐しているわけではないので、吉原さんは会社（本部）と店舗を繋ぐ重要な存在です。現場で何か問題が起きた時も、個人の解釈だけでなく、『一般的なケースではこうです』『こういう対応はどうですか』と冷静に客観的な視点で教えてくれるので、いつも非常に頼りにしています。

一言で言うなら『爽やか』ですね。見た目や話しかけやすい雰囲気はもちろんですが、彼の本質的な爽やかさは、その仕事の進め方にあると感じています。
仕事の話が中心で、無駄に長話をすることもない。課題に対して、まっすぐ的確なやり取りができる。この端的な関係性が、私にとっては非常に信頼できて心地良いですね。

富樫オーナーの強みは、遺品整理事業と「おたからや」事業の見事な連携にあります。ひとつのことだけでなく、両方の事業を見ながら考えるその『多角的な視点』は、私自身も非常に勉強になりました。
また、ご加盟の際は、ゼロからの開業を共に経験させていただいたことで、オーナー様の大切な『門出』を支えるSVという仕事がいかに重要か、身をもって知ることができました。

何よりもまず、我々が提案したり、お伝えしたことをスポンジのように全て吸収し、現場で完璧に再現してくださる力です。
そして、私のことを信頼してくださっているからこそ、その中でもご自身の軸はしっかりお持ちで、『自分はこう思う』という本音を率直に伝えてくださいます。オーナーの本音が見えるからこそ、こちらも更に良い提案ができる。非常にありがたい関係を築かせていただいております。

以前、このオーナーコラムで富樫さんが掲載された際の出来事ですが、本当は、掲載された記事を誰よりも早く、一番に私が見たかったのですが…。それよりも先に、従業員の方達の方が早かったようで（笑）。
私が報告する前に、従業員の皆さんが記事を見つけて『社長が見て、にやけてましたよ！』と教えてくれたんです。従業員の皆さんに本当に愛されているオーナーなんだなと、私自身もなんだか嬉しくなりましたね。

まずは今ある店舗の数字を盤石なものにし、ゆくゆくは10店舗、20店舗と事業を拡大していただくこと。そして、AGOTという会社を共に広めていくのが、SVとしての私の役目だと思っています。
将来的には、多くを語らなくても『吉原なら、こう提案してくると思ったよ』と言われるような、以心伝心の関係性を築いていけるよう、私自身も日々成長してまいります。