20数年勤め上げた金融業界を早期退職した当初、実はもう仕事をするつもりはありませんでした。これまでの蓄えを元手に、投資で生計を立てていこうと考えていたのです。しかし、人生は思い通りにはいかないもので、退職後、本格的に投資を始めた矢先、サブプライムローン問題、そして翌年のリーマンショックで株価が大暴落。私自身も大きな損失を抱え、「このままでは将来が不安だ」と、何か事業を始めなければいけない状況に追い込まれました。それが、この世界に足を踏み入れた最初のきっかけです。
もともと若い頃からブランド品が好きで、カルティエやダンヒルなどを集めていました。どうせやるなら自分の好きなこと、興味のあることを仕事にできれば最高じゃないかと考えたのです。当時、今ほど買取業者は多くなかったため、そこにチャンスを感じました。そして、未経験でも事業を始めやすいフランチャイズという仕組みに魅力を感じ、2009年におたからやへの加盟を決断しました。
「一発逆転の夢」と「揺るぎない信頼」。
買取ビジネスの真髄を16年貫くオーナーのリアル
リーマンショックが転機。興味から始まる「最高」の仕事
誠実さが信頼を築く。16年間、お客様と向き合い続けた現場での学び
開業から16年、たった一人でこの店を切り盛りしてきました。立ち上げ当初は、商品知識も経営ノウハウも乏しく、全てが手探りの状態。時には良かれと思ってした対応が、逆にお客様の不安を招いてしまうこともあり、信頼関係を築くことの難しさと奥深さを実感する日々でした。
そうした一つひとつの経験から、小手先の技術ではなく、どこまでも誠実で透明な姿勢こそがお客様の心を開く鍵なのだと確信しました。今では、査定の過程をすべてお客様の目の前でお見せし、なぜこの評価になるのか、良い点も悪い点も、お客様が納得できるよう丁寧に説明することを何よりも大切にしています。そうして一度信頼していただけると、次からは何も言わずに大切なお品物を任せてくださるようになります。そうしたリピーターのお客様が増えていくことが、何よりの喜びであり、この仕事を続けてこられた原動力ですね。
もちろん、厳しいことばかりではありません。この商売には、一発逆転の夢があります。一ヶ月間、鳴かず飛ばずで家賃の支払いさえ危ういと思っても、月末に一件の大きな買取が舞い込み、すべてをひっくり返してくれることがある。いつ、どんな「おたから」に出会えるか分からない。そのスリルと期待感が、この仕事の最大の醍醐味であり、私が今も楽しく続けられている理由なのだと思います。
市場を盛り上げるビジネスパートナーとして。共存共栄への道
昨今では「フランチャイズ被害者の会」といった存在も耳にしますが、私はそういった情報を自ら見にいくことはありません。本部には本部の、加盟店には加盟店の言い分があるのは当然のこと。大切なのは、我々がビジネスパートナーとして対等な関係性を築くために、互いに十分なコミュニケーションを取り、信頼関係を構築していくことだと考えています。
16年の年月で、本部は個人商店のような規模から大きな組織へと成長しました。研修体制などが充実していく変化を感じる一方で、ビジネスパートナーとして、さらなる共存共栄の関係を築いていきたいという思いもあります。直営店と我々フランチャイズ加盟店がより一層連携し、共に市場を盛り上げていくような未来を描いていけたら、組織全体としてさらに強くなれるのではないかと思います。
これから加盟を検討されている方へ、安易な気持ちでお勧めすることはできません。競合はひしめき合い、市場はレッドオーシャンです。しかし、この仕事には確かな「やりがい」と「夢」があります。扱う商材は多岐にわたり、オーナーの才覚次第で大きな利益を生むチャンスが眠っている。いつ大物に出会えるか分からない楽しみを原動力に、お客様一人ひとりと誠実に向き合える方であれば、この厳しい市場でも道を切り拓いていけるはずです。
2007年〜退職
2009年〜「おたからや」に加盟
2025年8月現在、宮城県で1店舗経営
金融業界に従事
2007年〜 退職
2009年〜
「おたからや」に加盟
2025年8月現在、宮城県で1店舗経営
おたからや仙台店のURLはこちら
https://www.otakaraya-shop.jp/sendai/
インタビュー日:2025/08/11
インタビュアー:株式会社いーふらん
広告戦略本部 広報 原 七海
こちらの記事も読む
「買取」が社会を救う可能性
不動産のプロだからこそ気付けた、ビジネスの新たな地平
低資金で高収益を実現!
飲食業経験者が「おたからや」FCで多店舗展開を加速する理由
父から受け継いだ信頼のバトン。
お客様に愛されるお店を目指して
「もっと早く始めればよかった」
おたからやで最高のチームを築くまで。
「看板」の力を借り、自ら舵を取る。
試行錯誤の末に見つけた、自分だけの成功方程式
素人から複数店舗経営者へ!
福澤オーナーが語る「おたからや」フランチャイズの魅力
SPONSORS
協賛企業
株式会社エンジョイ
ソーシャルバリュー株式会社
株式会社TH
合同会社プレップ湘南
株式会社インターライフ
株式会社Sara
合同会社茉涼泰
株式会社ベンテン
有限会社ティーオフィス
株式会社アクエス
株式会社ASAひまわりサポート
株式会社エフ・トラスト
株式会社Fazer Agora
株式会社アモティ
株式会社Fast ship
有限会社ライスアイランド
株式会社エーワイプラス
株式会社アルエット
株式会社美樹
viola株式会社
株式会社 OFFICE M
株式会社クッピーコーポレーション
有限会社宅建興業
株式会社ブレイブアドバンス
F-base株式会社
株式会社まい
アフィン株式会社
株式会社えびす庵
株式会社HK
株式会社kainalu
合同会社ふたつめ
株式会社コムズ
株式会社しげふく
株式会社AGOT
株式会社Ro.to.Su
株式会社サガスクラップ
株式会社杉山コーポレーション
株式会社WESTONE
株式会社岐阜正貴
株式会社alpha
株式会社芳春
合同会社ヨコマチ
株式会社アム・パワー
優彩運輸株式会社
株式会社ゴールドシップ
株式会社アームス
株式会社恵比寿
株式会社美楽
株式会社ワイズフロンティア
株式会社ロビンソン
株式会社AGOT
株式会社Neo
株式会社Fazer Agora
株式会社アンビション
株式会社EE-EN
株式会社セカンドライン
株式会社ザ・リッツクラブ
株式会社W.S GLEAM
クリアシア株式会社
株式会社オフィスポニー
株式会社ホットプラス
合同会社YCO
株式会社ココロリッチ
株式会社 夏翔