子育てが一段落し、社会との繋がりを求めてパートを探しましたが、年齢の壁に阻まれることが続きました。「それならば、自分で事業を興そう」そう決意したのが、すべての始まりです。手に職もなかったため、ノウハウを買えるフランチャイズが最適だと考え、インターネットで「おたからや」に出会いました。設備投資が少なく、何よりメディアで活躍されていた著名な方を広告塔に起用していたことも、大きな安心感に繋がり、「説明を聞く」というよりは「加盟しに行く」という気持ちで、即決しました。
主婦から経営者への転身。
新たなキャリアを築き、9店舗展開へ。

逆境をバネに。すべての始まりは「自分で興そう」という決意から。
信頼を勝ち取る「飽きない」覚悟と緻密な戦略


開業当初はまさに“嬉しい悲鳴”でした。オープン当日からお客様が長蛇の列を作り、1人で対応にてんてこ舞い。初めてのお客様は、たくさんの切手をお持ちくださった70代くらいの男性で、査定の合間に特技だというダンスを披露してくださった光景は、今でも忘れられません。
しかし、本当の意味で地域に根付くには、長い時間が必要でした。驚くことに、開業から2年間、近隣にお住まいの方のご来店は全くと言っていいほどありませんでした。先の見えない状況に不安を感じることもありましたが、そんな時に支えとなったのが、母から教わった「商い(あきない)は、飽きずに続けるからこそ実を結ぶ」という言葉でした。
私がスタッフに徹底して求めているのは、「お客様に対して絶対に嘘をつかないこと」だけです。目先の利益のために信頼を失う行為は、必ず自分たちの首を絞めることになります。その誠実な姿勢こそが、お客様との長期的な信頼関係の礎だと考えています。
集客の要であるチラシは、本部から提供されるフォーマットを基盤としながらも、他店との差別化を図るために独自のアレンジを加えています。店舗ごとに地域の客層や競合の状況を分析し、背景色を変えてご年配の方でも見やすくしたり、お酒や金貨など、そのエリアで特に反響が良いと思われるキャンペーンを企画したりと、細部にまでこだわっています。
そして、お客様がいつお仕事がお休みなのか、何曜日に家にいるかがわからないからこそ、曜日を問わず毎日配布を続ける。お客様が「今日行ってみよう」と思い立ったその瞬間に、選択肢として一番に思い浮かべていただけるよう、「おたからや」の存在が自然と潜在意識に刷り込まれる状況を作り出すことが重要だと考えております。
なぜ5店舗以上で安定するのか?1店舗経営の悩みを解決する、逆転の発想


「おたからやフランチャイズ被害者の会」という存在も知っていますが、、事業が上手くいかないことを本部のせいにするのは根本的に違うと感じています。本部から成功の“きっかけ”は貰えますが、最終的に成功するかどうかは100%自分の努力と責任です。
また、1店舗だけの運営で苦戦しているオーナー様にこそ、複数店舗展開のメリットを知ってほしいです。私の経験上、このビジネスは店舗数が多ければ多いほど経営は安定します。1店舗の売上が天候や地域のイベント等で落ち込んでも、他の店舗がそれをカバーしてくれる。このリスク分散効果は、店舗数が増えるほど絶大なものになります。特に5店舗を超えたあたりから、会社全体の売上が安定し、精神的な余裕が生まれました。この余裕が、さらなる攻めの経営や、高額査定への大胆な決断を可能にしてくれます。
事業規模が大きくなることで銀行の信用も得やすくなり、融資をうまく活用すれば資金繰りは大きく改善します。それは、良い物件が出た際に即座に動ける機動力にも繋がります。躊躇される理由の多くは「人」の問題だと思いますが、店舗が増えれば、それだけ店長などのポストが生まれ、スタッフのモチベーションやキャリアパスにも繋がるのです。勇気を出して次の一歩を踏み出せば、その先には1店舗経営とは全く違う景色が広がっています。
次のステップとして、まずは今いるスタッフが、次の店長を育てられるレベルに成長してくれること。人がいて、良い物件があれば、また新たな一歩を踏み出す。これからも地に足をつけ、お客様とスタッフに誠実に向き合いながら、挑戦を続けていきたいと思っています。
株式会社ザ・リッツクラブ
代表 田島 夕子
おたからや 本庄・児玉店のURLはこちら
https://www.otakaraya-shop.jp/honjo-kodama/
インタビュー日:2025/07/24
インタビュアー:株式会社いーふらん
広告戦略本部 広報 原 七海
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なぜ、街の法律家は買取事業を始めたのか。
目指すは「安心して過ごせる街」。

金融機関職員から独立、
多角経営の中で見据えた新たな一手

強みは「出張買取」。
お客様の自宅に眠る“資産”を掘り起こす、現場最前線。

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「人は人、自分は自分」― 激戦区への挑戦を支える、ブレない軸
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