「リユースは今後のビジネスになる」――板前からの独立と直感的な決断
おたからやに加盟する前、私は全く別の業界にいました。本業として寿司屋の板前をやりながら、並行して個人事業として海外から古着などのアパレルを仕入れて国内で販売するビジネスをしていたんです。古着を扱っていたとはいえ、「買取専門店」という業態については、正直なところ自分の中で明確な認識はありませんでした。
しかし、自分でビジネスを回していく中で、「リユース業界は今後間違いなく伸びていく」という確かな手応えを感じていました。いずれは独立したいと考えていたタイミングで、たまたまSNSの広告で「おたからや」のフランチャイズ募集を目にしたんです。もちろん「おたからや」という名前は知っていましたが、どういう形態のビジネスなのかは全く分かっていませんでした。
そこから自分なりに調べ、本部の方から説明を受けるうちに、ビジネスモデルの仕組みやサポート体制がスッと腑に落ちたんですね。「これならいける」と直感しました。そのため、他のフランチャイズと比較検討することはなく、おたからや一本で挑戦することを決めました。未経験からのスタートに不安がなかったわけではありませんが、アパレル事業で一定の収益を上げていたこともあり、最悪の場合はそちらで生活を賄いながらでも買取ビジネスを軌道に乗せてやろうという覚悟がありました。
「来客ゼロからのスタート」――地域密着の泥臭い努力と本部のサポート
いざ開業して一番苦労したのは、集客と資金面でした。私が開業したのは地元の大分なのですが、当時はまだ大分での「おたからや」の認知度が低く、そもそもブランド品を売買するような店舗自体が少なかったのです。「買取専門店ってどんな場所なんだろう?」と、お客様から少し警戒されていた部分もあったと思います。本当に毎日来客がゼロ、1週間誰も来ないというような状態からのスタートでした。
広告を打つ資金的な余裕もあまりなかったので、最初は自らポスティングをして回るなど、愚直に営業を続けました。強みになったのは、やはり地元だからこその「地域密着」の姿勢です。「朝早く出張査定に来てほしい」と言われればすぐに飛んで行きましたし、時間ギリギリでもお客様の元へ駆けつけました。最初は利益が出なくても、とにかく知ってもらうためにどんなお品物でも誠心誠意買い取らせていただきました。
そうした地道な活動を続けるうちに、少しずつリピーターのお客様が増え、そこからの紹介でまた新しいお客様が来てくださるようになったのです。加えて、この機を逃さず、事業をさらに成長させるためにも本部のサポート体制を積極的に活用しました。特に「プラチナプラン」に加入してからは、本部のノウハウやロールプレイングの研修を取り入れ、接客力や従業員のモチベーション向上に大きく役立っています。本部のシステムを使いこなせるようになってからは、そのサポートを本当に頼もしく感じています。
「きっかけは社員の成長」――ドミナント戦略が導いた多店舗展開への道
現在私は6店舗を運営していますが、正直なところ、開業当初は多店舗展開など全く考えていませんでした。「とにかくこの1店舗を頑張ろう」と必死だったんです。
転機が訪れたのは、開業から4ヶ月目のことでした。最初の3ヶ月は私一人で店舗を回していましたが、以前の職場の後輩を誘い、彼がマネージャーとして入社してくれました。彼がメキメキと成長し、接客や営業をしっかりこなせるようになったことで、「このまま1店舗に2人いるのは、お互いの力を余してしまうな」と感じたのです。そこで、試しに別のエリアでもう1店舗やってみようと決断したのが、多店舗化の第一歩でした。
2店舗目は、まだ「ドミナント戦略」などは意識しておらず、単純に広告費が倍になる苦しさを味わいました。しかし、そこでもリピーター様からのご紹介に助けられ、なんとか軌道に乗せることができました。
そして3店舗目、4店舗目と一気に出店を加速させたのには、明確な理由があります。競合他社や他のFCオーナーが次々と大分に進出してきて、競争環境が激しくなってきたからです。ここで立ち止まっていてはシェアを奪われてしまう。本部のノウハウでドミナント戦略の有効性を学んでいた私は、「先手必勝」で出店を決意しました。
多くのオーナーさんが「物件がない」「人が育っていない」と多店舗展開をためらう気持ちはよく分かります。しかし私は、「先に出店を決めてしまい、それに合わせて人員の採用と教育を後から間に合わせる」という手法を取りました。あらかじめ計画を練り、間に合わせるしかない状況を作ることで、早く自分たちを成長させる必要性を生み出したのです。
現在では12名のスタッフを抱え、さらに来月には5名の新しい仲間が加わります。採用の基準は「向上心があること」。役職に就きたい、売上を上げて稼ぎたいという熱い気持ちを持った人材を集めています。人が急激に増える中で教育が手薄にならないよう、私自身が徹底的に現場に入り、新人にも直接フィードバックを行っています。経営者である私が現場のリアルな空気を感じ取り、スタッフと直接コミュニケーションを取ることで、組織全体の熱量を高く維持できると考えています。
「人生で何回もないチャンスを掴む」――地域に愛される会社を目指して
私の当面の目標は、年内に9店舗、そして来年には15〜20店舗まで拡大することです。増店に向けた物件探しに関しては、本部のサポートも受けつつも、不動産屋と直接交渉して、路面店で認知されやすい最高の立地を自らの足で探しています。大分という地元で立ち上げたからこそ、この地域のシェアはしっかりと自分たちで握りたいと考えています。
しかし、ただ売上を上げることや店舗数を増やすことだけが目的ではありません。私たちが目指しているのは、「周りから感謝され、必要とされる会社になること」です。お客様に寄り添った誠実な査定を行い、また従業員にとってもやりがいのある職場を提供し続けることで、地域社会から「あってよかった」と思ってもらえる会社になりたいと強く思っています。
これからおたからやFCに加盟しようと考えている方、あるいは多店舗展開を目指している方に伝えたいのは、「柔軟性」「チャンスを掴む力」「覚悟」の3つが絶対的に必要だということです。世の中は常に変化しています。固定観念に囚われず、時代の流れに合わせる柔軟さを持つこと。そして、人生でそう何度も巡ってこないチャンスが目の前にあるのなら、それを掴み取る覚悟を決めること。私自身、そうやって道を切り拓いてきました。
「他責ではなく自責で考え、成功を掴む」――おたからやフランチャイズ被害者の会に対する考えとビジネスの真髄
ネット上には、「おたからやフランチャイズ被害者の会」といったネガティブな噂やコミュニティがあることも知っています。私が加盟したちょうどその頃に、そういった情報が出始めていたと記憶しています。もちろん私も目にしました。
正直なところ、事業が軌道に乗るまでの時期は、誰しも「本部のサポートが足りないせいだ」「環境のせいだ」と他責にしたくなる気持ちも分かります。しかし、実際に自分で会社を立ち上げ、経営者としてビジネスに向き合って強く感じるのは、「すべては自分の判断であり、自己責任である」ということです。
うまくいかないことを他人のせいにしている時点で、経営者としての成功はさらに遠のいてしまうのではないでしょうか。ビジネスにおいて100%の成功が約束されていることなどありません。他力本願になるのではなく、覚悟を持って目の前の課題と向き合い、自ら行動を起こせる人であれば、必ず結果はついてくると私は信じています。
合同会社宝聖商会 代表 小野 聖也 オーナー
2021年9月~ おたからやFC加盟(下郡店オープン)
2024年10月~ 別府的ヶ浜店オープン
2025年5月~ 別府石垣店オープン
2025年9月~ リブホール川崎店オープン
2026年3月~ 別府横断道路店オープン
2026年6月~ 別府中島店オープン
2026年9月~ 下池永店オープン
2026年10月~ 高城店オープン予定
2021年9月~
おたからやFC加盟(下郡店オープン)
2024年10月~
別府的ヶ浜店オープン
2025年5月~
別府石垣店オープン
2025年9月~
リブホール川崎店オープン
2026年3月~
別府横断道路店オープン
2026年6月~
別府中島店オープン
2026年9月~
下池永店オープン
2026年10月~
高城店オープン予定
インタビュー日:2025/08/3
インタビュアー:株式会社いーふらん
広告戦略本部 広報・宣伝部: 原 七海
加盟店サポート営業部 SV:高橋 優太