加盟の直接のきっかけは、自身の会社での不動産事業の現場にありました。賃貸物件の管理や空き家の再生に取り組む中で「私が得意とする不動産と、買取事業は非常にシナジーが高い」と、事業に繋がる大きな可能性を感じたのです。
例えば、空き家活用の現場では、多くの家財が残されたままというケースが非常に多い。また、これからますます進む高齢化社会において、生前整理や遺品整理の需要は確実に高まっていきます。お客様が大切にしてきた財産をただ処分するのではなく、価値あるものとして次の使い手に繋ぐ。そうした「買取」という選択肢があれば、お客様にもより貢献できる。自身の不動産事業との高いシナジーを確信し、古物事業への参入を考え始めました。
おたからやについて調べる中で、「フランチャイズ被害者の会」のブログなど、インターネット上のネガティブな情報も目にしましたし、不安を覚えたのも事実です。しかし、業界最大手として、良いことも悪いことも含めて圧倒的な経験を積まれていることは、何よりの強みだと感じました。そして、直接本部の方とお話しする中で、過去の事象を真摯な反省材料として捉え、常により良い形を模索し変化されている姿勢を強く感じ取ることができました。その経験値と未来に向けた改善への意志を信頼し、加盟を決断しました。
「買取」が社会を救う可能性
不動産のプロだからこそ気付けた、ビジネスの新たな地平

社会課題の解決が事業の原点。買取事業に眠る本当の可能性
「来店待ち」からの脱却。不動産の知見を活かした独自の販路開拓へ


加盟当初は別事業の業務がメインだったため、どうしても現場をスタッフに任せるしかなく、報告ベースでしか状況を把握できませんでした。お客様の真の満足度や、競合に対する自社の立ち位置が見えない。「現場に立てないもどかしさ」は日に日に大きくなり、一時は「このままでは厳しい」と考えたこともありました。
そこで、おたからや事業を本格的に立て直し、再起を翻すため、そして何より私自身が現場の実態を肌で知るために、「おたからや」事業に専念できる環境へ移行しました。現場に立つため参加した本部研修で感じたのは、長年培われた事例に基づく体系化された研修制度の素晴らしさです。特にお客様との対話を通じて喜びを生み出す接客の考え方や、商品群ごとの専門的な査定方法など、経験に裏打ちされたノウハウは非常に印象的でした。
今、私たちが目指しているのは、他社との明確な差別化です。単に来店を待つだけでなく、これまでの経験を活かした独自の販路開拓にチャレンジしています。たとえば、長年の知見がある不動産会社など、様々な企業との提携です。こうした独自の取り組みを一つひとつ積み重ねることで、最終的にはお客様のあらゆるお困りごとを解決できる「ハブ」のような存在になりたいと考えています。
「モノの価値」から「時間の価値」へ。本質を見極め、共に未来を創る覚悟
今後の目標は、この事業を収益の基盤として確立し、複数店舗展開によって持続的な成長ができる経営基盤を築くことです。さらにその先には、人口動態の変化まで見据えています。これからの時代、人々の価値観は「モノを所有」することから、「限りある時間をどう豊かに過ごすか」へと確実に変わっていくでしょう。ご親族が大切にしてきた財産を、ただ眠らせておくのではなく、お客様自身の「豊かな時間」に変えるお手伝いをする。私たちは、そうした社会の変化に対応できる、未来の価値を創造する事業にしていきたいと考えています。
「フランチャイズ被害者の会」のブログなど、ネガティブな情報を見て不安に思うのは当然です。私自身、そこに書かれていることが嘘だとは思いません。何かしら、そうした声が上がるに至った背景はあったのだろうと思います。本当に大切なのは、本部と加盟店がそうした事実にも共に向き合い、誰かに頼りっぱなしになるのではなく、お互いが知恵を絞り、より良い環境を創り上げていけるかです。外部環境は凄まじい勢いで変化していますから、過去のやり方に固執していては、未来はありません。
その上で申し上げたいのは、フランチャイズは、単に仕組みに乗れば成功するほど甘い世界ではない、ということです。だからこそ、巷に溢れる表面的な情報だけで判断するのではなく、ぜひご自身の目と耳で、真実を確かめていただきたい。勇気を出して本部のドアを叩き、担当者と深い対話を重ね、実際に現場を見せてもらう。そうした行動の中で、ご自身の進むべき道を判断していくことが何よりも重要です。
私がやり取りさせていただいている限り、今の本部の皆さんは、これからの成長や改善に向けて、真剣に変化しようと努力されていると感じています。ぜひ、ご自身の目でそれを見極め、後悔のない、価値ある挑戦への一歩を踏み出してほしいと願っています。
クリアシア株式会社
代表 網 晃一
2009年~ 大手不動産会社で商業施設のデベロッパーとして勤務
2025年~ 「おたからや」に加盟。2025年8月現在、千葉県で1店舗経営
大手メガバンクに法人営業として勤務
2009年~
大手不動産会社で商業施設のデベロッパーとして勤務
2025年~
「おたからや」に加盟。2025年8月現在、千葉県で1店舗経営
インタビュー日:2025/05/23
インタビュアー:株式会社いーふらん
広告戦略本部 広報 原 七海
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