「人は人、自分は自分」― 激戦区への挑戦を支える、ブレない軸

長年、一つの事業に携わってきましたが、業界を取り巻く環境の変化を肌で感じる中で、全く異なる分野への挑戦を決意しました。そんな折に、数年前に一度ご縁のあった「おたからや」の事業が再び心に浮かんだのです。当時は様々な事情で加盟を断念しましたが、知人が加盟していたことも後押しとなり、話を聞いてみようと思ったのが全ての始まりです。

紹介いただいた本部の担当の方とお会いし、事業への想いを伝えたところ、とんとん拍子に話は進み、面接から研修、そして1号店のオープンまで、まるで何かに導かれるように駆け抜けました。全くの未経験である買取事業への挑戦。不安がなかったと言えば嘘になりますが、それ以上に新しいことへチャレンジできる喜びで胸がいっぱいでした。

現在は3店舗を運営し、さらに4店舗目の出店も決まっています。あえて競合がひしめく激戦区に飛び込み、勝負を挑むつもりです。怖い気持ちがないわけではありませんが、組織として安定した基盤を築くためには、こうした挑戦が不可欠だと考えています。

だからこそ、これから加盟を検討されている方には、強い意志を持って臨んでほしいと思います。昨今ではインターネットなどで様々な情報が手に入り、中には「フランチャイズ被害者の会」のようなネガティブな声に不安を覚える方もいるかもしれません。私自身、そういった類の情報は見ないようにしています。「自分は自分」であり、他人のネガティブな話を聞いても何も生まれないからです。事業をやっていれば、どんなことであれ問題はつきもの。むしろ、周りが文句を言って立ち止まってくれるなら、自分だけが頑張って前に進める。そう考えれば、これほどラッキーなことはありません。
もしこれから「おたからや」へ加盟をされる方にアドバイスするとしたら、「とにかく、自分のやるべきことをやってみるしかない」と伝えます。「人は人、自分は自分」。周りの声に惑わされず、自分の足で立ち、粘り強く頑張れば、道は拓ける。その覚悟を持って挑んでいただければ、この仕事の面白さに気づいていただけると思います。