アパレル業界での、長年の海外駐在を経て独立し、その後は電気工事や空調設備の点検、管理といった技術系の事業に長年携わってきました。しかし、これらの事業では、繁忙期と閑散期で必要な人員に波があり、スタッフの雇用をいかに安定させるかが課題でした。
そうした中、コロナ禍で社会的なニーズが高まったこともあり、既存のスタッフの力を活かす形で遺品整理事業を本格的にスタートさせたのです。これが、後に「おたからや」と出会う下地となりました。
大きな転機となったのは、私と同じく遺品整理の事業を営んでいる株式会社えびす庵の八木オーナーからの紹介でした。事業を複数経営されており「おたからや」フランチャイズにも加盟されていた八木オーナーから「買取ビジネスを一緒にやってみないか」と熱心に誘われたのが直接のきっかけです。正直なところ、当初は買取の知識も経験も全くなく、「自分のような素人に務まるだろうか」という不安から、お断りしていたんです。しかし、諦めずに何度も声をかけてくださる八木オーナーの熱意に押され、詳しいお話を伺うことにしました。そこで、実際に「おたからや」を経営されている方の生の声や具体的なビジネスモデル、そして何よりも八木オーナーご自身の成功体験に触れ、「これは想像していたよりもずっと可能性があるかもしれない。真剣に取り組めば、きっと形になる」と直感しました。長年、独立して事業を続けてきた中で、常に新しい挑戦への意欲は持ち続けていましたから、この出会いを新たなチャンスと捉え、加盟を決意するに至りました。
「縁」と「熱意」が導いた新たな道
「おたからや」を核に広がる事業

従業員の声とお客様との縁が導いた、新たな挑戦
学びを力に。既存事業の相乗効果


「おたからや」の研修で得た知識やノウハウは、まさに目から鱗が落ちるような衝撃的な内容でした。特に感銘を受けたのは、お客様との信頼関係を築くためのコミュニケーション術です。これは単なるテクニックではなく、お客様の心に寄り添う姿勢そのものを学ぶものでした。実際に査定の際、研修で学んだことを実践するだけでお客様の表情が和らぎ、その後の対話が非常にスムーズに進むことを何度も経験しました。こうしたお客様との接し方は、既存の遺品整理事業においても、お客様にご安心いただき、より深いご要望を引き出す上で大変役立っています。「おたからや」が長年にわたり多くのお客様に支持され、数多くのフランチャイズオーナーを成功に導いてきた背景には、こうした細やかで本質的なノウハウの積み重ねがあるのだと、深く感銘を受けました。
また、遺品整理の現場では、お客様から様々なご相談をいただきます。私たちは「おたからや」で培った査定の知識を活かし、ご遺品の中で価値あるお品物を見つけ出し、お買取をさせていただくことで、お客様の負担を少しでも軽減できるよう努めています。以前は専門業者に任せるしかなかったようなケースでも、自社で対応できる範囲が格段に広がりました。お客様にとっては、様々な手続きや業者選定の手間が省け、安心して任せられるというメリットを感じていただけているようです。これら既存事業の専門性と「おたからや」のノウハウが融合することで、他社にはない独自の強みを生み出せていると自負しています。
日々の運営においては、本部のスーパーバイザーの方々の存在が非常に心強いです。彼らは豊富な経験と知識を持つ、まさに買取ビジネスのプロフェッショナル。どんな些細な相談にも親身になって的確なアドバイスをくださるので、全幅の信頼を寄せています。特に、ロールプレイング後などにいただける振り返りのレポートは、日々の成功や失敗の要因を分析し、次へと繋げるための貴重なツールとなっており、スタッフの成長にも大きく貢献しています。
お陰様で現在は2店舗目の運営も軌道に乗り、3店舗目の展開も視野に入ってきました。事業が拡大するにつれ、どんぶり勘定では立ち行かなくなることを見越し、在庫管理や業務ルールの整備など、社内体制の強化にも積極的に取り組んでいます。
人との繋がりが加速させる成長


「おたからや」に加盟して最も大きな変化を感じるのは、人との繋がりの広がりです。正直なところ、当初は本部主催のクルージングやゴルフコンペといった集まりには、少し腰が重く消極的でした。しかし、これも八木オーナーから「絶対に参加した方がいい」と強く背中を押され、参加してみることにしたんです。すると、そこには驚くほど多くの学びと刺激がありました。全国のオーナーの方々と直接お会いし、それぞれの地域での成功事例や課題、独自の工夫などを共有し合えるのは、まさに宝物のような経験です。同じ「おたからや」の看板を背負う仲間たちが、日々どのような想いで事業に取り組み、どんな壁に直面し、それをどう乗り越えているのか。そうしたリアルな情報を交換できる場は、何物にも代えがたいですね。
特に、会長がご自身の会社経営において、社員の登用は実力主義を貫かれているというお話には、深く共感するところがありました。私自身、会社は社員一人ひとりが能力と情熱を最大限に発揮し、会社と共に成長していけるような、風通しの良い開かれた組織風土こそが、企業の持続的な発展に不可欠だと信じているからです。
目指しているのは、社員一人ひとりが「自分の会社だ」という意識を持って、主体的に働ける組織です。
「おたからや」への加盟は、私たちにとって、単に新しいビジネスを始めたというだけでなく、既存の遺品整理や空調設備の事業との間に強力なシナジーを生み出し、会社全体の可能性を大きく広げるきっかけとなりました。お客様の「困った」にワンストップで応えられる体制が整いつつあり、将来的には不動産業への展開も視野に入れています。このように、事業が多角的に発展していく面白さを日々実感しており、これが今の私の大きなモチベーションの源泉です。これからも、お客様に心から喜んでいただけるサービスを追求し、信頼できる仲間たちと共に、挑戦を続けていきたいと考えています。
株式会社AGOT 富樫 健一
2012年~ 中国で貿易業で独立
2016年~ 日本に帰国され空調設備で独立開業
その後、遺品整理業も兼業
2023年~ 「おたからや」加盟
2025年5月現在、千葉県内で2店舗経営
アパレル業で卸し販売の会社に勤務
2012年~
中国で貿易業で独立
2016年~
日本に帰国され空調設備で独立開業
その後、遺品整理業も兼業
2023年~
「おたからや」加盟
2025年5月現在、千葉県内で2店舗経営
おたからや 鶴沢町店のURLはこちら
https://www.otakaraya-shop.jp/tsurusawacho/
インタビュー日:2025/05/30
インタビュアー:株式会社いーふらん
加盟店サポート営業部 SV 轟 昂至
広告戦略本部 広報 原 七海
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