2025.05.01

「売る」プロから「買う」プロへ!
買取ビジネス成功への探求心

心を動かした「全権委任」への期待

加盟前は、トヨタ自動車、ハーレーダビッドソンと、長年自動車・バイク業界で「売る側」の営業としてキャリアを積んできました。買取業界や「おたからや」については、正直なところ名前すら知らない状態でした。そんな中、転職サイトに登録していた私のプロフィールを見た、有限会社宅建興業の現社長から思いがけず声がかかったのです。
前職との接点も、買取業界の経験も全くない。そんな私でしたが、社長の話を聞き、この仕事をやろうと決意しました。決め手となったのは、買取の仕事内容そのものというより、「オーナー目線で仕事をしてほしい」という言葉でした。一担当者ではなく、経営者の視点を持って店舗運営に携われる。その裁量の大きさに強い魅力を感じ、この世界に飛び込むことを決めました。

入社は、「おたからや」フランチャイズ加盟(2022年9月)から間もない頃のことです。長年の「売る」営業経験で培った顧客視点や課題解決能力を、「買う」営業でどう活かせるか、新たな挑戦への意欲も湧きました。

トライ&エラーで見つけた最適解:仕事への探求心

オープン当初は苦労の連続でした。まず、「物を買い取る」こと自体が初めての経験。それに加え、お客様にご納得いただきつつ、事業として利益を確保するという適正な価格での買取の難しさに直面しました。お客様の大切なお品物を預かる責任と、ビジネスとしての厳しさ。そのバランス感覚を掴むまでは試行錯誤の毎日でしたね。お客様が本当に来てくれるのかという不安もあり、最初の3ヶ月は売上的にも精神的にも厳しい時期で、赤字からのスタートでした。
しかし、その壁を乗り越え、経験を積む中で考え方が大きく変わりました。「お客様に価値を伝え、ご納得いただいた上で、いかに双方にとって最良の条件で買い取らせていただくか」。そのプロセス自体に、ある種のゲームを攻略するような面白さ、奥深さを感じるようになったのです。

今でも一件一件の取引を終えるたびに、「もっとお客様にご満足いただける提案はできなかったか」「買取価格の判断は適切だったか」と常に自問自答し、時にはSVにも相談してフィードバックを求め、次の糧にしています。
来店客数も、当初の月50人程度から、今では悪い時期でも100人超、良い時期には200人近くにまで増えました。地道な評判獲得や販促活動に加え、店舗が入居する商業施設(ザ・ビッグ)の集客力との相乗効果も大きいと感じています。
また、他社との差別化として特に意識しているのが、「人」で勝負するということです。買取店はどうしても入りにくいイメージを持たれがちです。そこで当店では、スタッフのプロフィールや趣味、ペットの写真などを積極的に掲示し、私たちの「人となり」を知っていただけるように努めています。こうした情報開示がお客様の心理的なハードルを下げ、親近感や安心感に繋がると考えています。「店長さん、バイク乗るんですね!」「うちも同じ犬種を飼っていて…」といった会話から、自然とお客様との距離が縮まり、信頼関係が生まれることも少なくありません。価格だけでなく、人としての繋がりを大切にすることが、最終的にお客様に選んでいただける理由になると信じ、スタッフにも常に伝えています。
買取ビジネスの魅力は、その成長性にあります。例えば介護事業などとは異なり、基本的に売上の上限がありません。自身のスキルや努力次第で、青天井に利益を追求できる可能性があります。もちろん、そのためには専門知識や相場観、そして何よりお客様との交渉力が不可欠です。多くのお客様が明確な相場観をお持ちでない中で、いかに商品の価値を的確に見抜き、お客様にご納得いただける価格を提示できるか。そこにプロとしての介在価値があり、ビジネスチャンスが広がっていると感じています。加えて、「いーふらん」が提供する真贋保証などのシステムは、リスクを抑えながら事業に取り組む上で大きな支えとなっています。

「フランチャイズ被害者の会ブログ」について

「被害者の会」のブログについては、存在は認識しており、軽く目を通したことはあります。ただ、私自身は研修時から現在に至るまで、本部やSVの方々から非常に手厚いサポートを受けており、マイナスのイメージは全くありません。むしろ、相談すれば迅速に対応してくれますし、他のオーナーさんとの情報交換も含め、非常に良好な関係を築けていると感じています。ですから、ブログの内容については「過去にはそういったオーナーさんもいたのかもしれない」という程度の認識で、現在の私の経験とは異なるものと捉えています。

「可能性は無限大」― 業界の将来性と成功への道筋

現在は札幌市内の店舗を運営していますが、来月(2025年5月)には苫小牧に新店舗をオープン予定です。将来的には、札幌市内に2~3店舗、苫小牧も軌道に乗れば2店舗体制を目指し、ドミナント戦略で地域でのシェアを高めていきたいと考えています。計4店舗を6名体制で効率的に運営する。そんな構想を頭の中に描いていますね。買取業界は競争が激化しているように見えますが、市場に眠っている「おたから」はまだまだ氷山の一角です。可能性は無限大であり、「早く始めた方が有利」だと確信しています。
「おたからや」のフランチャイズは、本部のサポート体制が非常に手厚いと感じます。商品知識や査定に関するバックアップはもちろん、SVや他のオーナーさんとの連携も心強い。電話すれば必ず誰かが繋がり、親身になって相談に乗ってくれます。たとえ一人で開業したとしても、決して孤独を感じることはないでしょう。周りの協力があるからこそ、安心して挑戦できる環境があります。

もちろん、本部のサポートがあるからといって、誰でも簡単に成功できるわけではありません。商品知識を貪欲に吸収し、査定スキルを磨き続ける努力は不可欠です。そして何より、お客様とのコミュニケーションを通じて信頼関係を築き、より良い条件を引き出すための交渉力を高めていく必要があります。私自身、常に「もっと上手くやれたはずだ」という反省を繰り返し、トライアンドエラーを続けています。しかし、裏を返せば、その努力がダイレクトに成果に繋がりやすいのが、このビジネスの面白さでもあります。お客様に喜んでいただき、それが自身の収益にも繋がる。その手応えは、他の仕事ではなかなか味わえないものです。不安もあるかと思いますが、この業界にはまだまだ大きな可能性があります。本気で挑戦する覚悟がある方にとっては、非常にやりがいのあるフィールドだと思います。

有限会社宅建興業 
代表 小田 衣代

おたからや ザ・ビッグ元町店 
オーナー 飯田 健一


飯田 様 略歴
2003年~ 自動車メーカー勤務
2019年~ バイクメーカー勤務
2022年~ 有限会社宅建興業に就職
その後、「おたからや」事業の責任者に
2025年4月現在、北海道で2店舗経営
飯田 様 略歴

2003年~
自動車メーカー勤務

2019年~
バイクメーカー勤務

2022年~
有限会社宅建興業に就職
その後、「おたからや」事業の責任者に

2025年4月現在、北海道で2店舗経営

おたからやザ・ビッグ元町店のURLはこちら

https://www.otakaraya-shop.jp/big-motomachi/


インタビュー日:2025/04/14
インタビュアー:株式会社いーふらん
広告戦略本部 広報 原 七海

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