私は専門学校を卒業してから約20年間、全国に支店を持つ銀行で銀行員として働いていました。転勤や出張が多い生活を送っていましたが、東京での勤務時代に、地元である札幌に戻らなければならない事情ができたのです。北海道で再就職先を探すことも考えましたが、どうしても首都圏に比べると年収のベースが下がってしまいます。「それなら、いっそ自分で独立しよう」と考えたのが、起業を志した最初のきっかけでした。
元銀行員が、北海道で5店舗展開!金融のプロが道内10店舗展開を決意した「おたからやフランチャイズ」の魅力とは?
|銀行員からオーナーへ。「収入を下げたくない」という想いから始まった挑戦
銀行員時代に金などの商品も取り扱っていたため、リユース市場には確かな伸びしろがあることは分かっていました。数あるフランチャイズの中から「おたからや」を選んだのは、本当に直感です。「おたからや」というネーミングになんとなく惹かれるものがあり、深い知識があったわけではありませんでしたが、思い切って飛び込んでみることにしました。
|利益率の低い品物からのスタート。地道な信頼構築でリピーターを獲得
2018年に加盟した当時は、業界未経験で右も左も分からない状態でした。オープンしてからの半年間は、本当に苦しかった時期です。当時は今ほど世間的な認知度も高くなく、来店数もまばらでした。それに加えて、開業したばかりの頃に持ち込まれていたお品物は、正直なところ利益になりにくい品物が多かったのです。
しかし、私は「最初は皆様、品定めとしてお店の様子を見に来ているのだ」と考えました。だからこそ、どんなお品物であっても誠実に対応し、お客様とのコミュニケーションを大切に買取を続けました。その地道な対応を重ねるうちに、「ここなら安心して任せられる」と信頼していただけるようになり、徐々に質の高いお品物が集まるようになっていったのです。現在では、新規のお客様よりもリピーター様やご紹介で来ていただけるお客様のほうが多くなっており、厚い信頼を寄せていただいています。
また、店舗を拡大していくうえで、最近ではプラチナプランに加入し、SV(スーパーバイザー)の方とよく連携を取り、新入スタッフが基本的な買取業務を行えるようになるまでの初期研修をサポートしていただいています。買取の基礎基本となる能力を引き上げてもらえるので、人材育成のスピードが上がり、大変助かっています。
|「1店舗の力をつけてから次へ」着実な増店と人材育成が支える多店舗経営のリアル
加盟から3年間は単店での個人経営を続け、事業として本格的に展開していくために2020年に株式会社レーヴァライズとして法人化しました。当初は多店舗展開を急ぐつもりはなかったのですが、競合他社が次々と出店し、商圏が狭まっていくのを感じ、「他社に取られるくらいなら、自分からどんどん出していこう」とマインドが変化していきました。
ただ、私の多店舗展開のスタンスは、むやみやたらに見切り発車で出店するわけではありません。「1店舗あたりの力をしっかりとつけてから、次を出す」というのが基本方針です。リユース事業は他のビジネスと比べても非常に利益率が高く、自分たちの努力や営業力次第でどこまでも業績を伸ばせるのが最大の魅力です。だからこそ、利益を最大化できる優秀なスタッフの存在が不可欠なのです。
現在、5店舗を運営し8名のスタッフを抱えていますが、面接から教育まで私自身が深く関わっています。私がスタッフに徹底して教えているのは、「お客様との関係構築」と「誠実な一発提示」です。長い時間をかけて、無理やり買い取るような方法はさせていません。時間を大切にし、プロとしての知識と誠実さを持ってお客様に向き合う。そうしたマインドを持った「自分の右腕・左腕」となる人材を地道に育て、その彼らがさらに部下を育成していくことで、より強固な多店舗経営が可能になると考えています。
|資金があるなら「まずはやってみる」。本州進出も見据え、さらなる高みへ
今後の展望としては、良い場所と人材さえ確保できれば、どんどん店舗を増やしていきたいと考えています。現在私は北海道で5店舗展開していますが、直近の目標としては、まずは札幌市内で10店舗規模まで拡大することです。そしてゆくゆくは、海を越えて東北などの道外への進出も視野に入れています。限界を決めず、行けるところまで上を目指したいですね。
これから加盟を検討している方や、単店経営から多店舗展開へ踏み出せずに悩んでいるオーナー様にお伝えしたいのは、「1店舗出せるだけの資金があるのなら、とりあえずやってみたほうがいい」ということです。
マネジメントへの不安や、人材採用・育成の難しさなど、悩む気持ちはわかります。しかし、やってみなければ本当に自分に向いているかどうかもわかりません。悩んでいるだけでは何も始まりませんから、まずは一歩を踏み出してほしいと思います。
|ビジネスの成功は「自己責任」ーー「おたからやフランチャイズ被害者の会」に対しての考え
ネット上には「おたからやフランチャイズ被害者の会」というネガティブなコミュニティがあることも当然知っています。しかし、正直なところ、私はそういった情報には全く興味がありませんし、影響を受けることもありません。
ビジネスが上手くいくかどうかの根本は、すべて「自己責任」だと私は考えています。ビジネスが上手くいかなかったからといって、情報を発信し、他の方へ少なからず影響を与えていること自体にもあまり賛同できないというのが素直な感想です。
株式会社レーヴァライズ 代表取締役 本間 靖弘
2018年7月~ おたからや北34条店舗を出店
おたからやフランチャイズに加盟
2018年7月~
おたからや北34条店舗を出店
インタビュー日:2026/08/11
インタビュアー:株式会社いーふらん
広告戦略本部 広報・宣伝部: 原 七海
加盟店サポート営業部 SV:高橋優太
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