私の商売は、小学生の頃に近所で捕まえたザリガニを売っていたことが原点になっています。当時から、どうすればモノが売れるのかを考えるのが好きでしたね。大人になってからはコンサルティングや不動産、海外向けの物販など、多岐にわたる事業を手掛けてきました。その中で、特に物販事業における「仕入れ」が常に課題でした。いかに仕入れを抑えて、良い商品を仕入れるか。この課題を突き詰めた結果、「個人のお客様から直接仕入れるのが最も効率的だ」という結論に至り、買取店事業への参入を決めました。
他の買取フランチャイズも複数検討しましたが、「おたからや」に決めた理由は、自由度の高さと、知名度の高い「看板」です。仕入れた商品の売り先や、店舗の内外装にも、一定の裁量が認められていました。さまざまな事業を手掛けてきたからこそ、この「自由さ」は非常に魅力的でしたね。比較的安価な開業資金で始められる点も後押しとなり、2020年12月に加盟しました。
利益が次の店舗を生む好循環。
多店舗展開オーナーが語る「お金の流れ」を読む出店戦略

「仕入れ」の最適解を求め買取業へ。自由度の高さが決め手
利益の再投資が生む成長サイクルと、「お金の流れ」を読む出店戦略


事業を開始してから、おかげさまで非常に順調に進んでいます。現在8店舗を運営し、従業員は20名。さらに4店舗の開店を控えています。この成長を支えているのが、1店舗目で出た利益を、次の店舗への投資に回すというサイクルです。株式など他の投資も考えられますが、私にとっては「おたからや」の店舗を増やすことが最も利益率が高い。だからこそ、利益が出ると自然と次の店を出さざるを得ない、そんな良い循環が生まれています。
出店する際の立地選びで重視しているのは、「お金の流れ」が良い場所です。具体的には、銀行や郵便局といった金融機関、あるいは多くのお客様が買い物をするスーパーマーケットの近く。流行っているパチンコ店の周辺も良いですね。お金が活発に動く場所には、人もモノも自然と集まってきます。データだけではなく、こういった感覚も大切に場所を選ぶことが、成功に繋がっていると感じています。
また、他店との差別化については、「お客様の五感に訴えかける」店づくりを意識するようスタッフに伝えています。例えば「視覚」では、お客様が足を止め「これ、うちにもあるな」と思ってもらえるよう、買取品目を大きく載せた看板を設置します。「聴覚」も重要で、CMソングなどを流すことで、活気があり入りやすい雰囲気を演出しています。ただ店内で待つのではなく、スタッフが店の前を掃除したり、通行する方に挨拶をしたりといった「動的待機」も欠かしません。常に扉を開け放ち、閉鎖的な印象を与えない。こうした一つひとつの工夫で、地域に開かれた店であり続けることがお客様からの信頼に繋がると考えています。
失敗から学んだ本部サポートの重要性。お客様の心に寄り添う「繋ぎ手」としての矜持


もちろん、順風満帆なことばかりではありません。1店舗目を出した当初は、スタッフに任せきりにしてしまい、なかなか利益が上がらず苦労しました。この経験から、我流で進めるのではなく、本部の研修やサポートを最大限に活用することの重要性を痛感しましたね。今では、基本のスタッフ教育は本部の研修に任せ、現場でのOJTで実践力を高めていく体制を整えています。
私たちの仕事は、単に物を買い取ることではありません。「人と物を繋げる仕事」だと考えています。お客様が大切にしてきた品物には、それぞれの歴史やルーツがあります。私たちはその思いを丁寧にヒアリングし、共感することを何よりも大切にしています。時には「これはまだ手放さず、持っていた方が良いですよ」とお伝えすることもあります。
手放された品物が、次の持ち主のもとでまた大切にされる。私たちは、その橋渡しをする「繋ぎ手」でありたいと思っています。
買取市場は「飽和」にあらず。これからは「物が溢れる時代」へ


「フランチャイズ被害者の会」の存在について、契約書に書かれているごく当たり前の内容を、ご自身の思い込みで解釈してしまっているケースが多いのではないかと感じます。「おたからや」という看板の価値、そして自分だけでは判断が難しい品の査定をサポートしてもらう対価として、ロイヤリティを支払う。この本質を理解し、本部のアドバイスを素直に実践できるかが成功の鍵だと思っています。
買取店の数は増えていますが、市場は決して飽和状態ではありません。日本はこれからますます高齢化が進み、ご自宅に眠っている資産を手放される方が急増します。つまり、リユース業界の需要は、むしろこれからが本番です。物が溢れる時代に、その価値を見出し、次へと繋ぐ私たちの役割は、ますます重要になっていくでしょう。
私自身、元々はスモールビジネスを志向していましたが、「おたからや」と出会ったことで事業が大きく成長しました。そして、私自身が感じる増店の大きなメリットの一つが「雇用」を生み出せることです。これも一つの社会的な使命だと感じています。この仕事は、やり方次第で大きな可能性を掴めるビジネスです。これから加盟を検討される方には、自信を持って「未来のある市場ですよ」とお伝えしたいですね。
株式会社ホットプラス
代表 山下 豪
2007年〜 建築業に従事
2019年〜 独立、株式会社ホットプラスを設立
2020年 〜「おたからや」に加盟
2025年8月現在 おたからや9店舗運営中
自動車塗装業に従事
2007年〜
建築業に従事
2019年〜
独立、株式会社ホットプラスを設立
2020年 〜「おたからや」に加盟
2025年8月現在 おたからや9店舗運営中
インタビュー日:2025/8/14
インタビュアー:株式会社いーふらん
加盟店開発営業部 松村 翔大
広告戦略本部 広報 原 七海
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