2025.05.20

60歳・未経験から「おたからや」オーナーへ
成功への覚悟と仕事の面白さ

定年目前の決断 ― 車一筋40年の元ディーラーが選んだ、買取営業という未知の世界

「おたからや」に加盟する以前は、某ディーラーに約40年間勤務し、常務という責任ある立場も経験させていただきました。60歳を一つの区切りと考え、長年お世話になった会社と社長への感謝を胸に、新たな挑戦を決意し円満に退職いたしました。次のステージでは、これまでの経験を活かしつつ、自分自身のペースで働いていきたいという想いがありました。
そんな折、不注意から転倒して骨折をしてしまい、1ヶ月ほど入院してしまうということがありました。そこでは、静養中に自身のこれまでのキャリアとこれからについて考える時間ができました。次に何の仕事をするか考える中で、長年培ってきた営業経験やお客様とのコミュニケーションスキルが活かせる分野が良いだろうと思い、そういった視点で色々と調べているうちに「おたからや」の情報が目に留まりました。
他にもいくつかの買取専門店の情報はありましたが、「おたからや」は加盟金が比較的安いため、取り組みやすく感じました。また、事業の将来性や、お客様に喜んでいただきながらしっかりと成果を上げていける可能性を感じたことも、この業界に興味を持ったきっかけの一つです。最終的には、やはりこれまでの営業経験を活かし、お客様と直接関わるこの仕事なら、大きな負担なく取り組めるのではないかと考え、加盟を決意しました。

「一物一価」の壁と、お客様に寄り添う心― SVの導きで掴んだ、買取業の転換点

始めたての頃は、自動車の販売営業も買取営業も、お客様と接して商品を扱うという点では同じだと、少し軽く考えていた部分がありました。しかし、実際に始めてみるとその違いに戸惑うことばかりでしたね。自動車販売の場合、製品そのものの魅力や長年培ってきたお客様との関係性が販売を後押ししてくれることも多くありました。しかし、買取は本当に多種多様なお品物が持ち込まれ、一つひとつ状態も価値も異なります。まさに「一物一価」。お客様お一人おひとりの想いに寄り添い、ご満足いただけるお取引を実現することの奥深さを日々感じています。

自動車販売とは異なり、多種多様なお品物を扱う買取業では、一つひとつのお品物に対してお客様と丁寧に向き合い、価値を共有していくプロセスが求められます。最初は戸惑うこともありましたが、お客様との対話を通じて、そのお品物に込められた想いや背景を理解することの大切さを学びました。当初はその振れ幅の大きさに、この仕事が自分に合っているのだろうかと、数ヶ月悩んだ時期もありましたね。

オープンしてからも、お客様にご満足いただけるようなお取引をなかなか実現できず、事業を軌道に乗せることの難しさを痛感いたしました。

そんな中、本部のSVの方との出会いが状況を好転させる大きなきっかけとなりました。SVの方から「ぜひ一度体験してみてください」と熱心にお勧めいただき、SVによる5日間の実践的なサポートプログラムに参加することにしたのです。そこでは、ロールプレイングや担当の方との対話を通じて、買取ビジネスにおける根本的な考え方、お客様の立場に立ち、ご意向を深く理解することの重要性に改めて気づかされました。
それまでは、どうしてもお品物の査定という面に意識が向きがちでしたが、お客様の想いをしっかりと受け止め、真摯にコミュニケーションを重ねること。それが、ご満足いただけるお取引に繋がるのだと確信しました。
プログラムで学んだことを実践する中で、お客様との関係性が深まり、結果として多くのお客様に喜んでいただけるお取引が増えていきました。あの時のご指導とサポートが、事業を続ける上での大きな心の支えとなりました。

私の店舗はスーパーマーケットの中にあり、お客様からも見えやすい場所です。
開業当初は、とにかく新規のお客様を獲得しようとチラシ広告に力を入れていましたが、思うような手応えが得られない時期もありました。そんな時、ふと「お客様はもっと身近な場所にいらっしゃるのではないか」ということに気づき、それからは、スーパーに来られるお客様の目に自然と触れるよう、店舗での接客の様子が見えるように工夫したり、店内で積極的にコミュニケーションを取ったりすることを意識しました。そうすると、私がここで仕事をしている姿をスーパーの方がご覧になっていたり、それが口コミになったりして「あそこに相談してみよう」とご来店くださる方が増えてきました。今では、コンビニに立ち寄るような感覚で「指輪の買取をお願いしたい」と気軽に、日常的にご利用いただいています。その結果、以前よりもチラシ広告に頼ることなく、より多くのお客様に安定してご来店いただけるようになり、広告戦略も見直すことができました。

接客で特に意識しているのは、本部から教わった行動指針を基本としつつ、お客様がリラックスして何でも話しやすい雰囲気を作ることです。私の顔つきや態度、仕草一つでお客様の心象は変わりますからね。特定のことばかりを聞くのではなく、お客様の方から自然と色々なお話をしてくださるように促すことを大切にしています。お客様との話が弾み過ぎてしまい、時にはお品物の話から少し逸れてしまうこともありますが、それもまた信頼関係を築く上で大切な時間だと感じています。

「誰でもできる」の本当の意味とは? ― オーナーが明かす、おたからや成功への心構えと仕事の醍醐味

いわゆる「おたからやフランチャイズ被害者の会」といった情報も耳にしたことはありますし、私自身も開業準備中にはそうした情報に触れ、少なからず不安を感じたこともありました。
しかし、実際に事業を始めてみると、成功しているオーナーさんもいらっしゃるわけです。結局のところ、どんな商売でも成功する人もいれば、失敗する人もいる。
一度事業を始めた以上は「自己責任」というのが私の考えです。「おたからや」のビジネスには、お客様に心から喜んでいただきながら、しっかりと事業を成長させていける大きな可能性があると、私は確信しています。実際に多くの方が目標を達成されており、それは決して夢物語ではありません。

これから「おたからや」への加盟を検討されている方にお伝えしたいのは、まず、この仕事には他では味わえない面白さがあるということです。私は40年間、自動車のことばかり考えて生きてきましたが、この仕事を始めてからは毎日、本当に様々な品物に出会います。自分が今まで手にすることのなかった高級時計や高級バッグを査定し、買い取らせていただく。その新鮮な驚きと興奮は、大きなやりがいの一つです。
そして何よりも大切なのは、「勉強し続ける」という姿勢です。「誰でもできる」という言葉は、決して「何もしなくても簡単にできる」という意味ではありません。むしろ、勉強という行為そのものは、特別な才能がなくても意欲さえあれば誰にでもできることであり、その上で努力を継続すれば、必ず道は開けると、そういう意味が込められているのだと私は解釈しています。だからこそ、常に新しい知識を吸収し続けることが不可欠なのです。
最後に、やはり「自己責任」という覚悟を持って臨んでいただきたい。それが、この世界で成功するための最も基本的な心構えではないでしょうか。これから「おたからや」で新たな一歩を踏み出そうとされている方々には、ぜひご自身の可能性を信じ、情熱を持ってこの仕事に取り組んでいただきたいと思います。

おたからや スーパーオザム大楽寺店
オーナー 竹村 靖


1982年~ 自動車販売会社勤務
     常務に就任

2022年~「おたからや」加盟
2025年5月現在、現在東京都にて1店舗経営。
1982年~
自動車販売会社勤務
常務に就任

2022年~
「おたからや」加盟

2025年5月現在、現在東京都にて1店舗経営。

おたからや スーパーオザム大楽寺店のURLはこちら

https://www.otakaraya-shop.jp/ozam-dairakuji/


インタビュー日:2025/05/10
インタビュアー:株式会社いーふらん
加盟店サポート営業部 SV 轟 昂至
広告戦略本部 広報 原 七海

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