
大学卒業後、約27年間大手ホームセンターに勤務していました。店長職や、グループ会社への出向などを経験し、最後の数年間は東京で新規事業の開発を行いました。会社員としてキャリアを重ねる中で、40代を過ぎると役職定年や定年を迎える先輩方の姿を目にするようになります。「期限がある働き方」に疑問を感じ、「人生100年時代」と言われる中で、50歳を前に「もっとワクワクする人生を送りたい」という想いが強くなりました。
独立を考え始めた当初からフランチャイズには興味があり、様々な業態の説明会に参加しました。ただ、買取業界は当初視野に入れていませんでした。最終的に「おたからや」に惹かれたのは、元々興味があった中古ビジネスであることに加え、他のフランチャイズと比較して開業資金が少なく、在庫を持つ必要がないというビジネスモデルの手軽さに魅力を感じたからです。そして何より、当時業界トップクラスだった店舗数とブランド力。「やるならおたからや」と、決意を固めました。長年勤めた安定した会社員生活から、全くの異業種へ飛び込む大きな決断でした。