自分のための挑戦を。悠々自適に働く第二の人生
私がこの事業を始めたのは、妻を見送り、子供たちも自立して、人生のフェーズが大きく変わったことがきっかけでした。背負うものがなくなったというよりも「自分のためだけに時間や労力を使える自由」を手に入れた、そんな感覚でした。
前職では品質保証の仕事をしており、クレーム対応や謝罪のために夜通し報告書を作成し、始発の新幹線で全国を飛び回るような日々でした。上司や部下に挟まれる組織での働き方に疲れを感じていたこともあり、「上司も部下もいない、一人でできる仕事」を探しました。そこで目に留まったのが、設備投資が少なく、身一つで始められる「買取」の仕事でした。それまで買取店を利用したのは、妻の遺品整理の一度きり。当時は全くの未経験でしたが、初期投資も抑えられ、自分のペースで働ける点に魅力を感じて加盟を決断しました。
場所選びが運命を分けた。静かなスタートからの逆転劇
実は最初に出店した店舗は人通りが少なく、オープン当初はなかなか思うような成果が出ない時期が続きました。「こんなものか」と思いながらも、さすがに撤退が頭をよぎりました。 しかし、せっかく始めたのだから場所を変えてもう一度だけ頑張ってみようと、現在の駅ビル内の物件に空きが出たタイミングで移転を決意しました。家賃は以前の3倍近くになりましたが、結果は劇的でした。移転後はご来店数が何倍にも増え、収益も以前とは比べものにならないほど向上しました。この経験を通して、ビジネスにおける「立地」がいかに重要かということを、改めて強く認識した瞬間でした。
「金額」だけでなく「信頼」を。リピーターに愛される接客術
私は店舗を増やして大規模に展開したいといった野心はあまりありません。自分一人がのんびりと、生活に困らない程度に豊かに暮らせればいい、というスタンスで運営しています。 接客において意識しているのは、お客様との「会話」と「雰囲気」です。
当店のお客様はご年配の方が多く、金額よりも「あなただから売りたい」という信頼関係や、会話の心地よさを大切にしてくださいます。
こうした日々の丁寧なコミュニケーションの積み重ねこそが、無理のない安定した経営の基盤になっています。一人で運営しているので、自分の裁量で休みを調整したり、ペース配分を決めたりできる。この「精神的な自由」こそが、私にとっては一番の報酬だと感じています。
焦らず、じっくりと。買取ビジネスの本質を理解する
これから加盟される方に伝えたいのは、この仕事はスーパーやコンビニのように、毎日ひっきりなしにお客様が来店される業態とは異なるということです。 最初は静かな時間が続くと不安になることもあるかもしれませんが、そこで変に焦らないことが大切です。駅前などの良い立地を確保し、チラシを撒き続けることで、地域の方の頭の中に「あそこに買取店がある」と認知されていきます。そうして何か売りたいものが出た時に思い出してもらう。
即効性を追うのではなく、地域に根付き、じっくりと認知を広げていくこのビジネスモデルの特性を前向きに捉えてみてください。そのプロセスさえも楽しみながらマイペースに歩んでいけば、私のように楽しみながら経営を続けていけるはずです。
おたからや 豊岡町店 店長
老 干城 オーナー
工業系大学卒業後 工業系の企業数社に勤務
半導体製造装置メーカーにて海外工場の立ち上げに従事
同社海外工場の工場長に就任(約10年間)
帰国後、同社日本工場にて品質保証業務に従事(約12年間)
2017年~「おたからや」に加盟。
2026年2月現在、神奈川県で1店舗経営。
工業系大学卒業後
工業系の企業数社に勤務
半導体製造装置メーカーにて
海外工場の立ち上げに従事
同社海外工場の
工場長に就任(約10年間)
帰国後、同社日本工場にて
品質保証業務に従事(約12年間)
2017年~
「おたからや」に加盟。
2026年2月現在
神奈川県で1店舗経営。
おたからや 豊岡町店のURLはこちら
https://www.otakaraya-shop.jp/toyooka/
インタビュー日:2025/10/07
インタビュアー:株式会社いーふらん
広告戦略本部 広報 原 七海