大学卒業後、税理士事務所に勤務していましたが、東日本大震災を機に故郷・宮城へ。親族が経営するパチンコ店、そして叔父が経営する飲食店の店長と、長年家族の事業を手伝う中で、「いつかは自分の力で会社を興したい」という想いが常に心の内にありました。
直接の転機となったのはコロナ禍です。店長をしていた飲食店が廃業を余儀なくされました。お客様に来ていただける喜びがある一方で、長時間の勤務や仕込み、スタッフのマネジメントなど、その大変さも身をもって知っていました。この先どうなるか分からない社会情勢の中、思い切って業態を変えようと決意。少人数で運営でき、景気にも左右されにくい買取業に可能性を感じ、「おたからや」への加盟を決めました。
しかし、開業準備を進める中で「これは自己流では厳しい」と痛感します。正直、不安が大きくなり、このままでは失敗してしまうかもしれないと。そこで、藁にもすがる思いでオプションのサポートプランを契約。この決断が、事業のスタートを力強く後押ししてくれました。