以前は、産業廃棄物処理の業界に25年間勤めていました。ドライバーから始まって、工場勤務、営業と、様々な職種を経験し、最後は中間管理職という立場でした。長く勤める中で、このままでいいのだろうか、自分をもっと試してみたい、自分ならもっと何かやれるんじゃないか、という気持ちがだんだんと強くなっていきました。そして、どうせ新しい挑戦をするなら、自分の本当に好きなことを仕事にしたいという想いから、昔から好きだった時計やブランド品に関われる仕事として、「おたからや」のフランチャイズに挑戦することを決めました。
元産廃業管理職が「おたからや」で年商7000万円!
好きな「もの」を仕事にする喜びと成功の秘訣

「自分を試したい」情熱と「好きなもの」への想いが生んだ転身
自由度の高いビジネスモデル:徹底した研修が成功を後押し


いくつかあるフランチャイズの中から「おたからや」を選んだ一番の理由は「自由度の高さ」です。一般的なフランチャイズにありがちな厳しい制約があまりなく、本部としっかり連携・協力はしながらも、経営方針に関しては比較的自由に決められる。自分の会社の利益と、お客様にどれだけ還元できるか、自分の裁量で考えながら経営できる。この点が、私の目指していた経営スタイルにぴったり合っていたんです。
開業前の研修では、買取業務の基本的な知識から、お客様への接し方、お店の運営方法まで、本当に基礎の基礎から徹底的に教えていただきました。特に時計のブレスレットを外す作業なんかは、不器用なもので最初は全然うまくできなくて四苦八苦しましたけど、練習を重ねて今ではすっかりお手の物です(笑)。この研修で実践的なスキルをしっかりと身につけられたことが、後々の店舗運営で本当に大きな支えになっていると感じますね。
お客様との信頼関係で築き上げた7年間の軌跡
とはいえ、開業したばかりの頃は、それはもう大変でした。お客様が来てくれないことには商売にならないのに、いざ来店されると緊張で焦ってしまって、心臓がドキドキして…なんてことも日常茶飯事でした。でも、日々お客様と接する中で、少しずつコミュニケーションにも慣れてきて、自然に「いらっしゃいませ」と笑顔で言えるようになりました。お客様も、単に提示する査定金額だけでなく、私の接客態度や人となりを見て信頼を寄せてくださるようになってきたんです。オープンした最初の月は、本部が用意してくれたチラシの効果もあってたくさんのお客様が足を運んでくださいました。もちろん、最初のうちは広告の力が大きかったですが、徐々にお客様との信頼関係が形になってきて、リピーターとして何度も利用してくださる方が増えていったのは、経営者として本当に嬉しい瞬間でしたね。
もちろん、常に「どうすればお客様にもっと満足していただけるか」と、試行錯誤の毎日でした。ある時、懇意にしていただいているお客様から、「お店の雰囲気が、もう少し気軽に立ち寄れる感じだと、もっと嬉しいんだけどね」とアドバイスをいただいたんです。確かに、うちの店は曇りガラスを使っていて、外から中の様子が見えにくい。だから、初めていらっしゃるお客様にとっては、ドアを開けるだけでも結構勇気がいることなんだな、と。お客様の目線に立つことの大切さ、ちょっとした工夫で心理的なハードルを下げられるんだということを、改めて教えていただきました。それからは、より親しみやすくて、初めての方でも安心して入れるような雰囲気づくりを一層心がけるようにしています。
「おたからやフランチャイズ被害者の会」については、世の中で色々な意見があることも十分に承知しています。どんなビジネスにもリスクはつきものですし、簡単なことばかりではありません。でも、私が一番大切だと思うのは、結局は自分自身がどれだけ努力できるか、そして本部としっかりとした信頼関係を築けるか、そして何よりもお客様を大切にする気持ちを持ち続けられるか、ということだと思うんです。
「おたからや」という看板、そのブランド名を借りて商売をさせていただいているわけですから、本部への感謝の気持ちは常に忘れないようにしています。もちろん、経営していればうまくいかない時だってあります。でも、それをすぐに本部のせいにするのではなく、「まずは自分の努力が足りなかったんじゃないか」と考えて、どうすれば改善できるか、本部の方と一緒に解決策を探していく。それが、フランチャイズビジネスで成功するための、私なりの秘訣なんじゃないかな、と考えています。
「好き」を仕事にする喜びを胸に、未来へ


お客様との何気ない会話の中で、「実は私も昔、時計が好きでね…」という話から、フランチャイズ加盟について相談を受けたことも実際にあります。お客様から、「望月さん、なんだか毎日楽しそうだから、私もこの仕事やってみたいわ」なんて言われた時は、本当に嬉しかったですね。こういう、人と人との繋がりの中から、また新しいビジネスの可能性が自然と生まれてくる。これも、この仕事ならではの大きな醍醐味だと感じています。
自分の好きなものに囲まれて仕事ができるというのは、本当に幸せなことだと思います。もちろん、経営ですから大変なことも山ほどあります。思うようにいかないこともあります。でも、お客様の笑顔や「ありがとう」という感謝の言葉が、その苦労を全部吹き飛ばしてくれるんです。「好き」という強い気持ちがあれば、きっとどんな困難も乗り越えられるはず。ぜひ皆さんも勇気を出して、その最初の一歩を踏み出してみてほしいです!
おたからや 辻堂駅前店 オーナー
望月 勝
1998年~ 産業廃棄物関係の会社に入社。現場の部署長にまで上り詰める。
2019年~ おたからやに加盟
父親の営む不動産会社で勤務
1998年~
産業廃棄物関係の会社に入社。
現場の部署長にまで上り詰める。
2019年~
おたからやに加盟
おたからや 辻堂駅前店のURLはこちら
https://www.otakaraya-shop.jp/tujidou-ekimaeten/
インタビュー日:2025/03/04
インタビュアー:株式会社いーふらん
広告戦略本部 広報 原 七海
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浅草に根ざして14年。
地域と共に歩む老舗オーナーの矜持

異業種からの挑戦。夫婦で歩む「おたからや」での成長と、顧客との信頼構築にかける想い

「体が動かなくなるまで続けたい」―情熱と真心で紡ぐ、お客様との物語
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