人材派遣会社を経営する傍ら、常に新規事業の可能性を模索していました。振り返れば、私の人生はいつも「人」との出会いに支えられてきました。趣味の音楽に、夢中でバンド活動をしていた頃、故郷の群馬に戻って派遣社員として働いていた工場から、その派遣会社の営業職へと転身した頃。様々な経験の中で「自分は人に育ててもらった」という想いが、今の私の原点です。
派遣営業として10年が経った頃、上司との衝突をきっかけに「それなら自分で会社をやってやる」と一念発起。2014年に人材派遣会社「株式会社アームス」を設立しました。事業が軌道に乗り、次の展開として障害者支援などを模索していましたが、なかなか現実の壁は厚い。そんなある日曜の、やけに西陽が眩しい気だるい夕方だったことを、今でも鮮明に覚えています。(笑)Facebookを眺めていると、ふと一つの広告が目に留まりました。それが「おたからや」です。
正直、計算も計画もありませんでした。新規事業を考えていたタイミングで、当時広告に起用されていたタレントさんが目に飛び込んできて「なんだこれは」と、ただ直感的に興味を引かれたんです。オンラインで話を聞くうちに「これは面白い、挑戦してみよう」という気持ちが固まりました。本当にその時の直感とノリだったのですが、その決断が新しい道を開くことになりました。
ビジネスの原点は「人と人との繋がり」。
心に寄り添う先に、成功があった。

「自分でやってやる」と飛び出した先にあった、偶然の出会い。
心が折れかけた初日から見つけた答え。成功の鍵は「人と向き合う姿勢」


開業当初は、正直どん底からのスタートでした。まず基本に忠実にチラシ集客を試みましたが、地域性もあってか、すぐには結果に繋がりません。また、査定においても当初は戸惑いがありました。お客様の期待に応えきれず、初日に心が折れかけましたね。「これではダメだ」と、すぐに自分なりの工夫を加え始めました。
大切にしたのは、派遣営業時代に培った「人と向き合う姿勢」です。ただ品物を査定するのではなく、お客様一人ひとりの心に寄り添うこと。機械的に査定するのではなく、「あなたの大切な品を、ぜひ私にお任せいただけませんか」という気持ちで接します。すると、お客様の表情が和らぎ、信頼してくれるようになる。今ではお客様のほとんどがリピーターか、満足してくださったお客様からのご紹介です。「昼ごはん食べてないでしょ」と差し入れを持ってきてくれたり、口コミで「評判いいよ」と聞いて来店してくださったり。人と人との繋がりがビジネスになる、この地域ならではの温かさが最高のやりがいです。
最近では、よりお客様の声を広めるために、口コミにも力を入れています。アクセスをしやすいようにQRを案内するなど、具体的な買い取り品目などを書いてもらえるよう、丁寧にお願いしています。また、お客様への接し方と同様に、スタッフの育成においても、一人ひとりのキャラクターに合わせた指導を心がけています。マニュアルだけでは人の心は動きませんから。この仕事は、まさに「人」がすべて。お客様もスタッフも大切にするという私の信念が、そのままお店の力になっていると感じています。
「自分次第」を楽しめる人こそ、成功を掴む


フランチャイズは、確立されたブランドの看板と強力なノウハウをお借りして事業を始めるビジネスモデルです。しかし、それに甘えるのではなく、いかに「自分の色」を出し、自分なりのやり方で運営できるかが成功の鍵だと考えています。「おたからや」というビジネスは、まさにオーナーの個性が活きる場所。お客様との対話の中に、自分だけの色を表現できる面白さがあります。
これから加盟を検討される方にお伝えしたいのは、「成功は自分次第」だということです。本部の提供するノウハウは強力な武器ですが、それをそのまま実行するだけでなく、自身の言葉やスタイルにどう落とし込むかが大切です。納得がいかないことは徹底的に話し合い、自分で考えて行動することが何より重要だと思います。
何より「やる気」があれば、道は必ず開けます。自分の人生です。誰かのせいにせず、自分の力で道を切り拓きたい。そんな気概のある方なら、きっとこの仕事で大きなやりがいを見つけられるはずです。
株式会社アームス
代表 山口 良雄
2001年~ 派遣社員として勤務
その後、派遣会社で営業として勤務
2014年~ 人材派遣業で独立
2022年~ 新規事業として「おたからや」に加盟
2025年7月現在、群馬県で1店舗経営
バンド活動
2001年~
派遣社員として勤務
その後、派遣会社で営業として勤務
2014年~
人材派遣業で独立
2022年~
新規事業として「おたからや」に加盟
2025年7月現在、群馬県で1店舗経営
おたからや 尾島安養寺店のURLはこちら
https://ojima-anyoji.originality-otakaraya.net/
インタビュー日:2025/06/28
インタビュアー:株式会社いーふらん
加盟店サポート営業部 SV 轟 昂至
広告戦略本部 広報 原 七海
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リピーター戦略で実現した“右肩上がり”の軌跡

銀行員、飲食店主、そして買取店オーナーへ。
変化を力に変える経営者の挑戦

建築一筋20年、「親方」が
「おたからや」加盟で手にした経営の「幹」

挑戦は、面白い。
多角化経営で切り拓く買取ビジネスの可能性

データと情熱、そして『幸せ(Feliz)』を届ける店へ。50歳からの買取業挑戦

なぜ、街の法律家は買取事業を始めたのか。
目指すは「安心して過ごせる街」。
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株式会社アームス
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