挑戦の決め手は、資産価値とビジネスの両立
弊社は元々不動産業を営んでおり、おたからや事業に加盟したのは、不動産業界で、代表の知人である社長様からのご紹介がきっかけです。その方はおたからやのフランチャイズを既に成功させており、代表自身も最初はロレックス投資などに興味があったことから、詳しくお話を聞く機会があったそうです。
その方がお持ちだった高級時計を例に、時計を資産としてどう扱うかの仕組みや、古物商としての在庫の扱い方など、具体的なビジネスモデルについて話を聞くうちに、その面白さに強く惹かれたそうです。資産価値のある品物に触れながら、ビジネスとしても堅実に成立させられる。その点に大きな魅力を感じたことが、挑戦の決め手になったと聞いています。
細やかな広告戦略と、心を尽くす接客
弊社の運営では、お客様との出会いのきっかけとなる広告戦略と、その後の信頼関係を築く日々の接客、この両輪に特に力を入れています。
チラシ広告については全店舗分を私が担当しており、その際に常に意識しているのは、数ある情報の中でいかにお客様の目を引き、手に取っていただけるか、という点です。
例えば、他社のチラシに埋もれないよう配布曜日を工夫したり、あえてシーズンカラーやトレンドカラーを意識したデザインにしたり。「またこのチラシか」と思われないよう、お客様が手に取った時に少しでも興味を持っていただけるような、細やかな工夫を重ねています。ホームページに関しても、デザインなどに精通しているものが社内にいることから、中身の見せ方についてはユーザビリティーを重視した設計になっています。
そして、最も重要なのが日々の接客です。私たちは、お客様お一人おひとりの雰囲気や会話のペースを大切にし、誰もが心地よく過ごしていただけるような、きめ細やかな対応を心がけています。結局、一番リアルで私たちが求めているのは、お客様にリピーターになっていただくこと、そしてその方からの口コミなんです。そのために何ができるかを常に考えています。
また、ユニークな取り組みとしてお手持ちの時計に関する相談会などを店舗で開催することがあります。これは、お店の雰囲気が良く、落ち着いて話ができる桜新町店で、不動産投資家でもある代表の知人から「相談に乗ってほしい」と声がかかって始まったのがきっかけです。
買取の専門知識が、こうした別の形で役立つのは非常に良い機会だと感じています。将来的には、より広くお客様との接点を作れるような形になれば面白いなと考えております。
今後の展望:堅実な経営基盤と事業シナジーの追求
今後の店舗展開については、まず現在の3店舗でしっかりと安定した黒字経営を継続していくことが最優先のミッションです。一時期は店舗数を拡大した時期もありましたが、今は闇雲に拡大するのではなく、経営資源を集中させて一つひとつの店舗の基盤を固めるという、堅実な経営判断にシフトしています。
私たちの目標は、各店舗が波なく、年間を通して安定した利益を出せるような、強固な事業体質を築くことです。その上で、何よりもリピーターや口コミを大切にし、お客様との信頼関係を深めていくことを重視しています。
さらに、弊社の主軸である不動産事業との連携も、今後の重要なテーマだと考えています。現状ではまだ大きなシナジーを体感できるまでには至っていませんが、不動産という実物資産にご興味のあるお客様は、時計などの現物資産にも関心が高い傾向にあります。
実際に、店舗でのご縁が不動産に関する情報交換に繋がることもあるようです。こうした二つの事業の強みを活かし、お客様へより多角的な価値を提供していくことも、私たちの大きな目標の一つです。
この仕事の魅力は、日々さまざまな品物やお客様との出会いを通じて、自分の世界が広がっていく点にあります。人と話すのが好きな方はもちろん、お客様とのコミュニケーションの中に、この仕事ならではの大きなやりがいを見つけることができるはずです。お客様との何気ない会話の中にこそ、この仕事の本当の面白さが詰まっていると感じています。
株式会社コアバンク 浅田 健三
2003年~ 税関に通関士として勤務の傍ら
アパレル店で接客業にも勤務
2006年~ アパレルショップ勤務
2023年~ 株式会社コアバンクに「おたからや」加盟と同時に入社。
おたからや事業の責任者と店長を兼務。
2025年6月現在、東京・神奈川で3店舗運営。
2003年~
税関に通関士として勤務の傍ら
アパレル店で接客業にも勤務
2006年~
アパレルショップ勤務
2023年~
株式会社コアバンクに「おたからや」加盟と同時に入社。
おたからや事業の責任者と店長を兼務。
2025年6月現在、東京・神奈川で3店舗運営。
おたからや ドン・キホーテOUTLET館のURLはこちら
https://donkioutletkan-otakaraya.net/
インタビュー日:2025/05/22
インタビュアー:株式会社いーふらん
加盟店サポート営業部 SV 轟 昂至
広告戦略本部 広報 原 七海